私は夢の中で貴方に出会った
それはとても偶然の様に思えて
嬉しくなったのを覚えてる
貴方は私を丘の上に連れて行った
そこからみえる町並みや暮れていく太陽は
生きていた中で一番綺麗な景色だった
赤く照らし出された全てのものが愛おしかった
夢が虚像というのなら
私のこの胸の高鳴りはなんだったというの
貴方の手の温もりは嘘だったというの
あの笑顔も、あの景色も
全て偽りだとでもいうの

全ては貴方の為に存在している。


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